日焼け止めは夏だけ?冬もそっと必要な、本当の理由

スキンケア

今、鏡に映っている自分の顔。10代の頃と比べて、少し変わってきていませんか。

なんとなく肌がくすんで見える。小鼻まわりの毛穴が目立ってきた。頬はカサつくのに、おでこはテカる。朝の鏡で、あれ、と思う瞬間が増えてきた気がする。

でも、それって特別なことじゃないんです。むしろ、30代を迎えた肌としてはごく普通のこと。あなたの手入れが悪かったわけでも、油断していたわけでもありません。

ただ、その「あれ?」に気づけたのは、悪くないタイミングかもしれません。

スキンケアイメージ

かみ砕いて言うと、10代の頃の肌って、ほとんど放っておいても勝手に元気になってくれていました。夜更かししても、日焼けしても、翌朝にはなんとなくリセットされている。そういう回復力が、若い肌にはあったんです。

でも、30代の肌は、その回復力が少しだけ落ちてきます。ダメージを受けたあと、元に戻るまでに前より時間がかかる。だからくすみや乾燥が、うっすら「残る」ようになってくる。

これは老化というより、体の自然な変化です。走ったあとの息の戻り方が20代とは違うのと同じ。だから、何もしてこなかった自分を責める必要はまったくありません。

ただ、そろそろ少しだけ肌に手を貸してあげる。そういうタイミングに来ているのかもしれません。その第一歩が、実は「日焼け止め」なんです。

【紫外線は、冬でも降っている】

日焼け止めは夏のもの。そう思っている人、多いと思います。でも実際のところ、紫外線は一年中、私たちの顔に届いています。

紫外線にはUVBとUVAという二種類があって、夏に肌を赤く焼くのが主にUVB。こっちは冬にぐっと減ります。でも、もう一つのUVAは季節による差が小さく、冬でも夏の半分ほどは降り注いでいる。しかもUVAは肌の奥まで届いて、じわじわとハリを奪っていくタイプなんです。

【曇りでも、窓ごしでも届いている】

へぇ、と思ってもらえそうな話をひとつ。紫外線は、曇りの日でも晴れの日の6割前後は地上に届いています。雲は日差しを遮ってくれそうで、実はそこまで防いでくれていない。

さらにUVAはガラスも通り抜けます。だから車の運転中や、窓際のデスクワークでも、じわっと浴びている。「今日は外に出ないから大丈夫」が、意外と大丈夫じゃないんですね。

スキンケアポイント

【肌の変化の多くは、紫外線が原因】

シミやくすみ、たるみ。こういった年齢による肌の変化のうち、かなりの部分が紫外線の積み重ねだと言われています。

つまり、毎日ほんの少しずつ浴びている紫外線が、10年20年かけて肌に刻まれていく。逆に言えば、日焼け止めを塗る習慣は、未来の自分の肌への小さな貯金みたいなものなんです。今日の一手間が、5年後の鏡に効いてくる。

【冬こそ「軽いもの」で十分】

とはいえ、冬にべたべたの日焼け止めはちょっと重い。そんなときは、SPF20〜30くらいの軽めのものでOKです。数値が高いほど良いわけではなく、日常生活ならこのくらいで足りる。

最近は乳液感覚で塗れるものや、化粧下地を兼ねたタイプも増えています。朝の保湿のあと、さっとひと塗り。それだけで、冬の見えない紫外線から肌を守れます。

いきなり全部そろえなくて大丈夫です。まずは、軽い日焼け止めをひとつ。朝のスキンケアの最後に、顔にさっと塗る。それだけで十分な一歩になります。

夏だけじゃなく、冬も。曇りでも、家の中でも。ほんの少しの習慣が、これから先の肌をそっと支えてくれます。

もし今、何か始めてみようかなと思ったら。日焼け止めから、素直におすすめしたいです。

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