今、鏡に映っている自分の顔。10代の頃とは、少し変わってきていませんか?
なんとなく毛穴が目立つ気がする。肌のキメが粗くなったかな。目の周りに細かいシワが……。そんなふうに、うっすら気になりはじめている人もいるんじゃないでしょうか。
でも、それって責められることじゃないんです。むしろ当たり前のこと。男性の肌は、じつは女性より変化が出やすい構造になっています。「なんで自分だけ」じゃなくて、「そういうものなんだ」って知っておくだけで、少し気持ちが楽になるはずです。

10代の頃の肌って、ちょっとくらい無茶をしても翌朝にはリセットされていましたよね。夜更かしして寝不足でも、ニキビができてもすぐ治る。あの頃の肌は、自己回復力がものすごく高かったんです。
ところが30代に入ると、その「回復スピード」が少しずつ落ちてきます。シンプルに言うと、肌が自分でケアできる量が減ってくる。だから、外からちょっとだけ手を貸してあげる必要が出てくる、ということです。
「何もしてこなかった自分を責める必要はないですよ」と、まず伝えたい。ただ、そろそろ少しだけ向き合うタイミングが来ているかもしれない。そんな感じで受け取ってもらえたら十分です。
【① 皮脂が多いのに、内側は乾燥している】
「男性って皮脂多いんじゃないの?」と思いますよね。たしかに皮脂の量は女性より多い。でも、皮脂が多いこと=うるおっている、ではないんです。
肌のうるおいには「水分」と「油分」の両方が必要で、男性は水分量が比較的少なめな傾向があります。テカっているのに内側は乾燥している、という状態になりやすい。これを「インナードライ」と呼びます。
乾燥した肌は外からの刺激に弱く、シワやくすみが出やすくなります。テカリが気になる人ほど、実は保湿が大事だったりするんです。
【② 毎日のひげ剃りが、じわじわ肌を削っている】
へぇ、と思うかもしれないですが。ひげ剃りって、肌にとっては相当なダメージなんです。
カミソリやシェーバーで毎朝剃ると、表面の角質ごと削り取られる感じになります。これが毎日積み重なると、肌のバリア機能が少しずつ低下していく。傷つきやすく、乾燥しやすい状態が続くわけです。
剃った後に何もしない、というのが一番ダメージが蓄積しやすいパターン。剃った後の保湿って、実は優先度がかなり高いケアです。

【③ 紫外線を気にしない習慣が、じわじわ蓄積する】
女性はわりと日焼け止めを使う人が多いですが、男性はまだまだ少ない印象があります。
でも、肌の老化の原因で一番大きいのは「紫外線」とも言われています。シミ、シワ、たるみ……その多くに紫外線が関わっている。「肌が黒くなる」だけじゃなくて、見えないところで細胞がダメージを受け続けているイメージです。
車のシートが日当たりのいい場所に置いておくと劣化するのと似ていますね。日焼け止めは、地味だけど効果が大きいケアのひとつです。
【④ コラーゲンの減り方が、女性より急激】
コラーゲンというのは、肌のハリや弾力を保つ成分です。これが減ると、肌がたるんでシワになりやすくなる。
実は男性のコラーゲンは、30代以降に減少するスピードが女性より速いとも言われています。女性は比較的ゆるやかに変化するのに対して、男性はある時期からガクっと落ちやすい傾向がある。
「急に老けた気がする」という感覚、あながち気のせいじゃないかもしれないんです。
難しいことを一気に始めなくていいです。まずこれだけ、試してみてください。
「洗顔の後に保湿する」「日焼け止めを塗る」。この2つだけで、肌への負担はかなり変わります。
スキンケアって、「きれいになるもの」というより「これ以上傷ませないようにするもの」だと思うと、少し気楽じゃないですか。気が向いたら、そっとやってみてください。

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