今、鏡に映っている自分の顔、10代の頃とは少し変わってきていませんか。
朝はサラッとしていたのに、昼過ぎには額や鼻がテカっている。写真に写った自分を見て、「なんか顔が光ってるな」と気づく。毛穴もちょっと目立ってきた気がする。
そういう小さな変化に、ふと気づく瞬間が増えてくるのが30代です。
でも、それって特別なことでも、あなたがだらしないわけでもないんですよ。実際のところ、多くの人が同じ道を通ります。ちょっと立ち止まって、自分の肌の今を眺めてみる。まずはそれだけで十分です。

思い出してみてください。10代の頃って、洗顔すらしない日があっても、翌朝には肌がリセットされていましたよね。ニキビができても、気づいたら治っている。あの頃の肌は、放っておいても勝手に回復する力を持っていました。
でも、30代の肌は少しだけ手助けが必要になってきます。
かみ砕いて言うと、肌の回復力がゆるやかに落ちてきた、ということ。工場でいえば、生産ラインのスピードが少し遅くなってきたようなものです。だから同じ生活をしていても、テカリや毛穴が前より気になるようになる。
これは、あなたが何かを怠ってきたからではありません。年齢とともに、誰にでも起こる自然なことです。
だから、今まで何もしてこなかった自分を責めなくて大丈夫。ただ、そろそろちょっとだけ肌と向き合ってみるタイミングかもしれない。そのくらいの気持ちで、次を読んでみてください。
【ポイント1:テカリの正体は「乾燥」かもしれない】
テカる肌イコール脂っぽい肌、皮脂を取ればいい。そう思いがちですよね。でも、実際のところ逆のことも多いんです。
肌は水分が足りなくなると、「乾燥から守らなきゃ」と焦って、皮脂をよけいに出そうとします。つまり、テカリの奥に隠れているのが乾燥、というケースが少なくない。
ゴシゴシ洗って皮脂を根こそぎ落とすと、肌はますます「油を出さなきゃ」と頑張ってしまう。これがテカリのループです。まずはこの仕組みを知っておくだけで、ケアの方向性が変わってきます。
【ポイント2:洗顔は「泡でなでる」だけ】
テカリが気になると、つい強く洗いたくなります。でも、ここはグッとこらえてください。
洗顔料をしっかり泡立てて、その泡をクッションにして肌の上をなでる。手のひらが直接肌に触れないくらい、やさしくで十分です。時間にして20秒ほど。

ちなみに、熱いお湯は皮脂を落としすぎてしまうので、ぬるま湯がおすすめ。手を入れて「ちょっとぬるいかな」と感じるくらいがちょうどいい温度です。
【ポイント3:順番は「洗う→水分→フタ」】
ここが今日いちばん大事なところです。順番はシンプルに3ステップ。
まず洗顔で汚れと余分な皮脂を落とす。次に化粧水で水分を届ける。最後に乳液やジェルで、その水分が逃げないようにフタをする。
この「フタをする」を飛ばす人がとても多いんです。化粧水だけだと、せっかく入れた水分がすぐ蒸発して、肌はまた乾燥を感じて皮脂を出す。テカリ対策なのに乳液、と意外に思うかもしれませんが、ここが効いてきます。
【ポイント4:日中のテカリはあぶらとり紙より「ティッシュ」】
昼にテカってきたとき、あぶらとり紙を使う人も多いですよね。でも、あれは皮脂を取りすぎてしまうことがあります。取りすぎると、肌はまた慌てて皮脂を出す。
日中は、ティッシュを軽く肌に当てて、浮いた皮脂をそっと吸わせるくらいで十分です。素直にこれだけで、見た目のテカリはかなり落ち着きます。
いろいろお話ししましたが、全部を一度にやる必要はありません。
まずは「洗う→化粧水→乳液」の3ステップだけ。これを夜のお風呂上がりに試してみてください。たったこれだけでも、続けるうちに肌が少しずつ落ち着いてくるのを感じられるはずです。
完璧を目指さなくて大丈夫。今日から、ほんの少しだけ肌に手をかけてあげる。そんな気持ちで、そっと始めてみませんか。

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